歯並びと治療例
症例:こどもの出っ歯の治療
子供の出っ歯は放置すると、前歯をぶつけて折ることや、正常な鼻呼吸が営めないなど様々な問題を引き起こします。
見た目にも影響し、そのことが気になると人前で大きく笑うことが難しくなります。
治 療 前 | |
この症例では下の前歯に対し、上の前歯が著しく前方にあります。 | |
治 療 中 | |
取り外しが可能な装置を調整しながら1年前後使用します。 | |
治 療 後 | |
出っ歯が改善し、上下の前歯がきっちり噛み合います。 この症例では固定式の針金(マルチブラケット装置)による治療は行っておりません。 |
治 療 前 | 治 療 後 | |
顔立ちのバランスも変化しました。 |
本症例の概要
- 患者様の主訴:
- 出っ歯
- 診断名:
- 骨格性上顎前突
- 年齢:
- 10歳1ヶ月
- 使用した装置:
- 機能的矯正装置(バイオネーター)
- 治療法:
- 非抜歯治療
- 治療期間:
- 1年6ヶ月
- 治療費用:
- 基本契約料金 ¥300,000 毎回の処置料金 ¥3,600
《矯正治療に伴う一般的なリスク》
- 治療の初期段階では矯正装置による不快感、痛み等が生じやすくなります。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況や定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。 その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
歯並びと治療例
症例:こどもの受け口の治療
受け口、反対咬合を放置すると、成長が進むとにつれ下アゴがさらに大きくなり、受け口が助長されます。 極力早い時期に前歯の関係を改善しておく必要があります。
治 療 前 | |
乳歯ですが、前歯のかみ合わせが反対になってます。 この状態を放置すると、上アゴの成長が抑制され、お顔立ちにも影響が出てきます。 |
|
治 療 中 | |
取り外しが可能な装置や骨格を矯正する装置をご自宅で使用していただきます。 | |
治 療 後 | |
半年〜1年の治療により、反対であったかみ合わせが改善し、上の前歯が見えるようになりました。 早い時期での受け口の改善が、その後の良好な成長発育をもたらします。 |
本症例の概要
- 患者様の主訴:
- 受け口
- 診断名:
- 前歯部反対咬合
- 年齢:
- 5歳7ヶ月
- 使用した装置:
- 可撤式床装置、オトガイ帽装置
- 治療法:
- 非抜歯治療
- 治療期間:
- 1年
- 治療費用:
- 基本契約料金 ¥110,000 毎回の処置料金 ¥3,600
《矯正治療に伴う一般的なリスク》
- 治療の初期段階では矯正装置による不快感、痛み等が生じやすくなります。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況や定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。 その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。